内容説明
一本の柱に垂直性を、複数の柱がかこむ間(ま)に水平的展開を見る著者は、優れた日本建築と庭園を渉猟し、その空間の特質を、多彩な美とともに示し、日本人の空間意識や空間意匠における間の重要性を解きあかす。名論文、待望の再録成る。
目次
第1部 日本建築の空間(日本人の空間意識―間;原初的な時間と空間;建築基本空間の拡大;空間の水平的な結合・展開 ほか)
第2部 九間論―農耕集落の核から現代の住居単位まで(『利休の茶室』から;帖と坪、間と間;九間の全盛;主座敷の典型 ほか)
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