内容説明
本書は、スペイン建築を理解するための最良の理論書であり、古典とも言える著作である。特にイスラムという東洋建築との比較において、西洋建築一般をも理解させてくれる。スペイン建築の他、中南米建築とアルハンブラ宮殿の緒論も収める。
目次
スペイン建築の生粋な不変元
スペイン芸術史に関する連続的な観点
芸術様式の発展のおける生物学的概念
中世におけるイベリア半島は文化の交錯点
芸術を統合する結合者としてのスペイン人気質
建築における象徴的な形式主義
スペイン史における東洋と西洋、アフリカとヨーロッパ
ウナムーノの永遠の伝統
建築とスペインの思想家たち
文化形態学の限界
イスラム芸術における空間と時間の基礎概念
イスラム建築における空間
スペイン・イスラム建築におけるヴォリューム
スペイン建築の空間
スペイン建築における誠実なヴォリューム表現
建築のプロポーションと装飾に関するスペインの定数
中南米建築の不変元
アルハンブラ表明
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