感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
7
60年代以降ポストモダン建築が現れ、モダニズム建築批判が展開された。建築史家の著者はこの動きを歴史の運動の一コマと捉え、モダニズム建築を主導したバウハウスがこの運動によって古典になったと捉える。本書は、批判によって進展する西欧の歴史の運動の上にこの建築運動を出来事として置き直し、1919年にグロピウスがバウハウスを設立する以前の初期段階に焦点を当てる。何が歴史に革新性をもたらすのかという普遍的問いから、著者はバウハウスの民衆への注目、造形教育、工作・形態・建築のシステム、構成主義を検証する(1979刊)。2025/09/11
takenabe26
0
大学生の僕には1度では十分に理解はできませんでしたが、歴史を追って詳しく解説がされ、筆者の意見も自分とは異なり、大変面白かったです。そのうちもう一度読みます。2014/12/06
Kazuya Yasuki
0
バウハウスの造形手法はそれまでの様式にとらわれたものから解放されたものだった。2025/04/08




