感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s.on.h
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レイナー・バンハムという当時の近代建築史家による巨匠たちの時代を評した著作。 理論と実践の部に分かれ、理論の部分では、近代、機能、形態、構造、空間と力の章に分かれているところからもわかるように、通史的なことや、社会背景を語るというよりは、建築をあくまで物質としてみるような範囲内において２０世紀の建物をやや散文的に取り上げている。 建築という業界の中で生まれる時代の流れとイデオロギー、そして亜流、様々な視座において建物が展開されるのは、別に建築に限った話ではないだろうが、知らないこともあり、面白く読めた。2018/12/29
