感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐久間
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アアルトの設計事務所の出身の方がアアルトを語った一冊。 フィンランドに行き、アアルトの建築を巡った後に読んだので、フィンランドの情景をふんわりと思い返しながら読むことができた。 彼は政治に、国に、人々に愛された建築家。日本も建築家の存在が国民に身近になればいいなと思った。 建築 ___その真の姿は、人がその中に立った時にはじめて理解されるものである2019/03/10
2n2n
1
面白いと思った話は、アアルトの出身であるフィンランドでは特に冬の日照時間がすごく短く光が乏しいので、フィンランド人にとって太陽の光は特別な意味があり、そのことがアアルトの建築空間にも影響を与えているって話。アアルトが照明設備をいろいろとデザインしたのも、フィンランド人にとって人工照明には重要な意味があるからだとか。2018/12/09
うぉ
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アアルトの事務所での勤務経験がある作者がアアルトの人となりや日常を綴った作品。アアルトの建築からは、アアルトとしての人格が滲み出ている。建築家という存在としてのアアルトではなく、1人の人間としてのアアルトに、この本を通して近づくことができる。2018/08/24
アキヅキ
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エッセイ調で書かれており とても読みやすい一冊なので アールトに興味ある人が初めに読むと 作品やテーマが時系列に整理される良書。
ntym
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アルヴァ・アアルトの背景・建築物を記述した作品。アアルトについての知識がほとんどないまま読んだが、アアルトの建築物を生の目で見てみたいと思った。アアルト大学のあるフィンランドに是非行きたい。