出版社内容情報
「建築についての書物」から「建築としての書物」へ――。
建築家は、紙面構成や印刷技術を駆使して、唯一無二の建築書を生みだしてきた。
質感、表面、旋律、構造、尺度という5つの切り口から建築書を解剖し、建築と書物の連関に迫る。
内容説明
「建築についての書物」から「建築としての書物」へ―。建築家は、紙面構成や印刷技術を駆使して、唯一無二の建築書を生みだしてきた。質感、表面、旋律、構造、尺度という5つの切り口から建築書を解剖し、建築と書物の連関に迫る。
目次
プロローグ はてしなく続く図書館の横断
第1部(彩られた交差路―紙から宮殿へ;不器用な近代―『解放された生活』とジークフリート・ギーディオンの織機)
第2部(質感―手に触れて読むこと;表面―偶数頁と奇数頁の対話;旋律―内容の力動性;構造―建築的な仕組み;尺度―大きさのないもの)
エピローグ ユーゴーの予言
感想・レビュー
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はてしなく続く図書館の横断: 工業化の波 解剖学的仮説 彩られた交差路―紙から宮殿へ: 印刷・建物の色彩 色彩の喪失 夢の国 不器用な近代―解放された生活とジークフリート・ギーディオンの織機: 摩擦 視覚の流れをつくる 写真を撮影する 急ごしらえの書物 物語を操る 共同的な努力を織り込む 切り貼り 画像狩猟 職人 不器用な織物/まとまりのあるもの 質感―手に触れて読むこと 表面―偶数頁と奇数頁の対話 旋律―内容の力動性 構造―建築的な仕組み 尺度―大きさのないもの ユーゴーの予言 考古学的な視点を捨象2024/10/02
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