出版社内容情報
本書は著者が学生時代から大学を定年退職するまでの活動を振り返ったインタビュー集であり、現代建築の半世紀を語っている。
「修業と師事」「設計と批評」「研究と教育」の3部構成で自らの足跡とその時代を振り返る。そこに通底するのは「思想」であり、著者が何を考えてそれが成立しているかを明らかにする。多才なモダニストが語る現代建築の半世紀。
目次
1 離陸に向けて:修行と師事(ことはじめ;近代の呪縛?;批評について:主題と変奏 ほか)
2 実践の中から:設計と批評(独立と実践;「実験」の時代;批評・歴史・教育)
3 思考実験のほうへ:研究と教育(教育のベクトル;都市のほうへ;メタボリズム研究 ほか)
著者等紹介
八束はじめ[ヤツカハジメ]
1948年山形市生まれ。1967年~78年東京大学工学部都市工学科および同大学院博士課程中退。1978年~82年磯崎新アトリエ。1983年~(株)ユーピーエム設立。2004年~14年芝浦工業大学建築工学科教授(現在名誉教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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