出版社内容情報
古代から現代まで。日本の建築空間では「空白」ということがどのように表現され、捉えられてきたか、その空間性について考察する。
内容説明
古代から現代まで。日本の建築空間では「空白」はどのように表現され、捉えられてきたか。著者ならではの空間史観で日本建築を考察。
目次
序章
第1章 日本の歴史の初めにあらわれる空白
第2章 間面記法と空白
第3章 宗教建築における中心性と空白
第4章 空白から浮遊へ
第5章 闇と空白の形
第6章 建築作品についての試論
第7章 椅子
補遺 追憶(一九五〇年代と六〇年代)
最終章
著者等紹介
安原盛彦[ヤスハラモリヒコ]
1945年生まれる。東北大学工学部建築学科卒業、同大学院建築学専攻修了。「『源氏物語』における寝殿造住宅の空間的性質に関する研究」で工学博士(東北大学)。東北大学工学部建築学科非常勤講師(1992~97)、秋田県立大学教授(1999~2012)を経て空間史研究室主宰。専門は空間史。一級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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