出版社内容情報
「建築設計学」というこれまでになかった新たな研究域を切り開く渾身の論考。12人の建築家をとりあげ各人の設計や思考の方法を説く。
建築の設計や思考の方法を浮かび上がらせ、これからの建築設計の可能性を考究し、さらに現代の建築設計意匠学における歴史的な評価を問題にするだけでなく、建築設計の独自性を追求する渾身の論考。
まえがき
掲載建築家:
堀口捨己、村野藤吾、白井晟一、丹下健三、磯崎 新、原 広司、篠原一男、
ロバート・ヴェンチューリ、アルド・ロッシ、ベルナール・チュミ、坂本一成、レム・コールハース
主要作品・著書一覧
あとがき
岡河 貢[オカガワ ミツグ]
岡河 貢(おかがわ・みつぐ):
1953年生まれ。
1979年東京工業大学工学部建築学科卒業。
1981年同大学院修士課程修了。
1983?1998年設計事務所パラディサス主宰。
東海大学非常勤講師を経て、1998年広島大学工学部助教授。
2001年広島大学大学院工学研究科社会環境システム専攻助教授。
2010年広島大学大学院工学研究科社会環境システム・建築学専攻准教授、現在に至る。
2015年工学博士。
内容説明
「建築設計学」という新たな研究域を切り開く渾身の論考!一二人の建築家の設計や思考の方法を説く。
目次
堀口捨己―コンポジション(構成)としてのコラージュ
村野藤吾―資本主義社会における建築の形而上学の探求
白井晟一―超現実主義モダニズム
丹下健三―フォト・トリミングとプロポーション・モンタージュ
磯崎新―二〇世紀後期マニエリスムとデミウルゴスの捏造
原広司―均質空間論
篠原一男―伝統からの前衛
ロバート・ヴェンチューリ―ポップな日常の家の記号としての家
アルド・ロッシ―記憶の都市のなかの建築
ベルナール・チュミ―空間のプログラミング
坂本一成―意味の零度あるいは制度からの距離としての建築
レム・コールハース―レトロスペクティブ、モダニズム、アヴァンギャルド
著者等紹介
岡河貢[オカガワミツグ]
1953年広島県生まれ。1979年東京工業大学工学部建築学科卒業。1981年同大学院修士課程修了。1983~1998年設計事務所パラディサス主宰。1985~1986年パルク・デ・ラ・ヴィレット/ベルナール・チュミ事務所。1986年同大学院博士課程単位修了。東洋大学、東海大学非常勤講師を経て、1998年広島大学工学部助教授。2001年広島大学大学院工学研究科社会環境システム専攻助教授。2010年広島大学大学院工学研究科社会環境システム・建築学専攻准教授。2015年工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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