出版社内容情報
世界が憧れる暮らしぶりを解き明かす生活空間学。集まって住むかたちの豊かさを探求し、「村の集合体」を全島踏査。ほどほどの生産活動とスピリチュアルな日常生活を読み、成熟社会の理想像を採取する。
内容説明
世界が憧れる暮らしぶりを解き明かす生活空間学。集まって住むかたちの豊かさを探求し、「村の集合体」を全島踏査。ほどほどの生産活動とスピリチュアルな日常生活が織りなす生活空間を読み、成熟社会の理想像を採取する。
目次
第1章 バリ・ヒンドゥーの自然と精神世界ウブドゥ―平地のコスモロジー
第2章 村の起源が見えがくれするトゥンガナン―東部丘陵の地主村
第3章 ふたつの原理で集まって住むティンブラー―東部丘陵の水田稲作地
第4章 水田開発などのためにつくられたタロ―山地と平地の間
第5章 祖先の屋敷を受け継ぐプンゴタン―山地の村の形
第6章 職能集団の子孫が暮らすスカワナ―山地のいにしえの王国
第7章 儀礼ネットワークを形成するバユン・グデ―山地の村の大きな力
第8章 海を見て「家族の道」に集うチュンパガ、シデタパ、プデワ―よりふるい北部の丘陵
第9章 母系社会を伝えるトルニャン―山頂の湖のふるい村
著者等紹介
中岡義介[ナカオカヨシスケ]
1944年生まれ。京都大学大学院修了。工学博士。福井工業大学・佐賀大学・兵庫教育大学大学院教授、中国・中南工業大学客員教授、日本学術振興会サンパウロ研究連絡センター長などをへて、兵庫教育大学名誉教授。地域都市計画家
川西尋子[カワニシミツコ]
兵庫教育大学連合大学院修了。博士(学校教育学)。サンパウロ人文科学研究所特別研究員、兵庫教育大学・大阪教育大学・畿央大学講師を歴任。都市史・都市文化・教育実践学研究
大谷聡[オオタニサトシ]
1970年生まれ。佐賀大学大学院修了。博士(工学)。佐賀大学低平地研究センター講師をへて、共同通信グループ・NNAの記者として東南アジアに駐在。バリ島研究者
後藤隆太郎[ゴトウリュウタロウ]
1970年生まれ。佐賀大学大学院修了。博士(工学)。佐賀大学大学院准教授。地域の自然・文化・生態に立脚した居住・集住空間研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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