ドバイ“超”超高層都市―21世紀の建築論

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ドバイ“超”超高層都市―21世紀の建築論

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  • サイズ A5判/ページ数 225p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784306046276
  • NDC分類 523.286
  • Cコード C3052

出版社内容情報

天上の造形感覚を論ずる禁断の建築書。再起動する〈超〉超高層の群れがめざすのは、モダニズムの超克か、アラブの図像か。活気づくマリーナとリゾート地区、旧市街、日本企業の建設プロジェクトの現場をガイド。

第1章 21世紀のバビロン──メトロポリスの新たな物語 松葉一清
世界最高層が動き出す / 一段と「高く」「新しい」摩天楼の群れ / 「レイト・モダン」に始まる「宝冠」の造形 / 摩天楼の脱近代―アラブの造形を求めて / パリ、ラスベガス、そしてドバイ / 新世紀のブームタウン衒学、大衆迎合、アセット・マネージメント / バビロンから1300キロ、バベルの塔から3000年
第2章 ブルジュ・カリファ― 極限の図を求めて
とにかく天を突く / アラブが世界一 / 800メートル超の匕首 / 自生植物の図像 / 足元のモレスク / ミースに還る / コンクリート彫刻 / なんと高層マンション! / プロパガンダのトロフィー / 名乗りと経済/優越感のプライド/世界一を護持する文明観
第3章 マリーナ、泉、モール──バージョン・アップ・ドバイをもたらす「地」  
どこにもない水辺―ドバイ・マリーナ / 世界最高層を足元から支える―ドバイ・ファウンテンの夜
椰子は枯れず / 旧市街地が示唆するもの / 2020年を目指して
第4章 都市ドバイ「建築ガイド」
A歴史地区 ベドウィン、海に出る / B世界一高層地区 ドバイ・ショックを超えて / C帆と波のリゾート地区 海辺の醍醐味 / D椰子の葉陰のリゾート地区 海中の疑似遺跡探訪 / E 人工運河街区 フリーウェー、西へ
ドバイ 都市建築事典  
第5章 砂漠の超高層建築──設計とプロジェクトの現場 野呂一幸
設計の現場 / ダイヤモンド取引の頂点―アルマス・タワー / 日の丸技術陣の奮闘 / カーテンウォール、そして建築材料の実態/プロジェクトの現場では / 度重なる変更に追われるコントラクターの設計者と技術者たち / 事前調査、契約/施主はどこにいる? / ローカル設計事務所の人材 / ドバイ・ショックを超えて―日本の建設業の未来は中東に

松葉 一清[マツバ カズキヨ]
著・文・その他

野呂 一幸[ノロ カズユキ]
著・文・その他

内容説明

天上の造形感覚を論ずる禁断の建築書。再起動する“超”超高層の群れがめざすのは、モダニズムの超克か、アラブの図像か。活気づくマリーナとリゾート地区、旧市街、そして日本企業の建設プロジェクトの現場をガイド。

目次

第1章 21世紀のバビロン―メトロポリスの新たな物語
第2章 ブルジュ・カリファ―極限の「図」を求めて
第3章 マリーナ、泉、モール―バージョン・アップ・ドバイをもたらす「地」
第4章 都市ドバイ「建築ガイド」
ドバイ都市建築事典
第5章 砂漠の超高層建築―設計とプロジェクトの現場

著者等紹介

松葉一清[マツバカズキヨ]
建築評論家、武蔵野美術大学教授(近現代建築・都市論)。1953年神戸市生まれ。京都大学建築学科卒。朝日新聞特別編集委員などを経て現職

野呂一幸[ノロカズユキ]
建築家、タイセイ総合研究所顧問、武蔵野美術大学造形研究センター客員研究員。1948年三重県生まれ。名古屋工業大学建築学科卒。大成建設常務執行役員・設計本部長、スターツCAM顧問などを歴任。宇都宮大学非常勤講師、技術経営士の会監事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kei

12
世界一の高さを誇るドバイのブルジュ・カリファ。カリファはカリフとも言い、預言者ムハンマドの後継者を表す。また、アラブ首長国の首都アブダビの首長の名前もカリファであり、完成時ドバイショックでドバイの名のイメージが悪くなっていたのと、政府系会社への融資をし、破綻を回避してくれたことから、カリファの名を付けた。828メートルもある建物なのにコンクリートで造られているというのは驚きだった。鉄筋コンクリートだと400メートルを越えると風荷に耐えられなくなるそうだ。またアメリカの耐震基準、イギリスのコンクリート基準、2016/09/24

Great Eagle

3
一度だけ足を踏み入れたドバイではありますが、全く街は分かっていません。この本を読んでみて、NYをも凌いだ高層ビル群を実現させたドバイの未来は何なのかと考えざるを得ません。香港だって、何もないところに物流ハブと金融で不動産ビジネスとで興隆を維持しているわけだし、できないことでもないのかな。でも、その後背地として安い人件費とか莫大な消費地が控えるなどの地の利がドバイにはないところをどうリカバリーさせるのでしょうか。でも、それにしても凄い都市ではある。2015/10/15

Akiro OUED

2
ブルジュ・カリファは、天を衝く「匕首」の偶像。イスラム教では偶像はダメなはずだけど、いいのかな。ま、地上の通行人からは、匕首の形は見えないだろうけど。世界貿易センタービルの崩壊した時期が、ドバイの超高層ビル建設ラッシュ開始と重なっているのは偶然か。色刷りは最初だけ。淋しい。2020/09/12

TAKAMI

2
建築批評家である松葉氏によるわかりやすいドバイの都市・建築紹介。レイト・モダニズムにポストモダニズム、アラブ風エスニックの3つの種類の超高層が入り乱れるという視点はわかりやすい。これはドバイ以外のあらゆる新興都市にも言えるだろう。わかりやすい紹介の本に見えて、たしかに21世紀の建築論である。2015/11/10

nakama

1
ブルジュハリファのインパクト凄すぎて笑った。よく知らないけど高い建物だなって思ってくらいだったけど、圧倒的に世界一を目指した上で威光を示す最高作品すぎる。 2021/01/16

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