出版社内容情報
近代建築の保存の第一人者による、建築家のための近代建築保存の手引き。
当時の設計意図や近代建築の個性を守るにはどのように最新の技術や素材を用いればよいか。欧米の近代建築の名作を集めた保存・再生の事例集。
第1部 近代建築の保存:概論
1章 近代建築の保存のはじまり/2章 建築保存デザインに影響する理念上の課題/3章 発展する保存の理念と基準/4章 近代的な素材と工法における保存の論点/5章 近代建築の保存手法/6章 近代の建造物および構造物の調査と評価
第2部 建築保存の類型学
7章 パヴィリオン/8章 住宅/9章 プレファブリケーション/10章 学校/11章 舞台芸術センター/12章 ホテル/13章 空港ターミナル/14章 産業建築/15章 外壁構成材:ガラスと石材/16章 複合施設
訳者あとがき
テオドール・H・M・プルードン[テオドール エイチ エム プルードン]
著・文・その他
玉田浩之[タマダ ヒロユキ]
翻訳
内容説明
近代建築の保存の第一人者による、建築家のための近代建築保存の手引き。当時の設計意図や近代建築の個性を守るためには、最新の技術や素材をどのように用いればよいのか…。欧米の名作を集めた保存・再生の事例集。
目次
第1部 近代建築の保存(近代建築保存のはじまり;建築保存のデザインに影響する哲学的な課題;保存の理念と基準の発展;近代的な素材と工法における保存の論点 ほか)
第2部 建築保存の類型学(パヴィリオン;住宅建築;プレファブリケーション;学校 ほか)
著者等紹介
プルードン,テオドール・H.M.[プルードン,テオドールH.M.][Prudon,Theodore H.M.]
オランダ生まれ。デルフト工科大学大学院にて建築学修士を修めたのち、コロンビア大学大学院建築・都市計画・歴史保存学部にて修士号および博士号を取得。現在、コロンビア大学大学院建築・都市計画・歴史保存学部准教授。同校の歴史保存プログラムにて30年以上教鞭を執る傍ら、プルードン&パートナーズを主宰し修復建築家としても活躍。アメリカ建築家協会フェロー、DOCOMOMO US代表。DOCOMOMO International Advisory Board Member
玉田浩之[タマダヒロユキ]
1973年生まれ。京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士前期課程修了後、コロンビア大学建築・都市計画・歴史保存学部客員研究員を経て、2006年京都工芸繊維大学大学院博士後期課程修了。現在、同大学文化遺産教育研究センター特任助教。博士(学術)。京都造形芸術大学、摂南大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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