内容説明
4人に1人が高齢者という時代を目前にして、法・制度や自治体施策に主導されがちなシニア居住を問い直す。建築設計者でありながら、上流の政策推進者としてまちづくりや高齢者施設計画に携わってきた著者が、シニア居住を体系的に分類し、要件と差異を図面や写真を交えて解説する。その目線は国内にとどまらず、海外先進事例にも向けられている。
目次
第1章 シニア居住概観(日本;欧米)
第2章 シニア居住のグルーピング(ゴールドプラン(1990~2004)中核施設
介護保険3施設
有料老人ホーム
シニア住宅系(国土交通省系)
小規模地域密着系)
第3章 シニア居住とまちづくり(WAC法によるシニア・コミュニティ;シニア・コミュニティ国内事例;シニア・コミュニティ海外事例)
第4章 シニア居住、今後の潮流(シニア居住のマーケット;シニア都市居住型;自然発生型シニアタウン;スウェーデンに学ぶ;アメリカに学ぶ;シニア居住の思想)
著者等紹介
今井一夫[イマイカズオ]
一級建築士。国立スウェーデン建築家協会会員、APECアーキテクト。1969年京都大学工学部建築学科卒業。72年王立ストックホルム工科大学(スウェーデン)建築学科特別コース修了。74年までジョージア工科大学(アメリカ)建築学科教授のアトリエで実務研修。78年までストックホルムのビュッセップ・アーキテクツで医療福祉施設の設計。78年以降、鹿島建設建築設計本部。86年よりヨーロッパ駐在、95年まで英国法人取締役。同年4月より厚労省所管(社)シルバーサービス振興会の主席研究員。現在、(株)アバンアソシエイツ計画本部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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