内容説明
生涯、尽きることのない創作のエネルギーを持ち続けた建築家・今井兼次。自らの作品に即して、創造する喜びと苦しみを、真情あふれる言葉で綴った貴重な創作論。言葉のひとつひとつに「人間今井兼次」が生きている。
目次
早稲田大学図書館
東京地下鉄道銀座線駅舎(上野‐浅草間各駅)
早稲田大学演劇博物館
早稲田大学山岳部員針ノ木遭難記念碑
今井兼次自邸
松尾部隊表忠碑
岸田國士山荘
多摩帝国美術学校校舎
日本中学校校舎
田中王堂先生墓碑〔ほか〕
著者等紹介
今井兼次[イマイケンジ]
建築家。1895年東京に生まれる。1919年早稲田大学理工科建築学科卒業、同助教授。1935年多摩帝国美術学校創設に参加、のちに教授。1938年早稲田大学理工学部教授。1965年早稲田大学名誉教授。1978年日本芸術院会員。1987年逝去。享年92歳。代表作:早稲田大学図書館、航空記念碑、碌山美術館、大多喜町庁舎、日本二十六聖人殉教記念館、桃華楽堂、大隈記念館、遠山美術館、等。受賞:日本建築学会賞、日本芸術院賞、日本建築学会大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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