内容説明
無理なことをしない、無駄なこともしない―。さまざまな材料でつくられている建築にとってエネルギー問題は切っても切り離せない。自然体で取り組んだ建物“IDIC”の持続可能なデザイン方法。
目次
Location
Planning
Architectural Design
Indoor Green
Detail・Visual Comfort
Indoor Environment+Energy Concept
IDIC 16
Sustainable
著者等紹介
彦根アンドレア[ヒコネアンドレア]
ドイツ・コンスタンツで生まれ育つ。シュトゥットガルト工科大学で建築と都市計画を勉強し、卒業してからすぐ、来日。團・青島建築設計事務所、磯崎新アトリエを経て、卒業からわずか3年で1990年に彦根明と共に彦根建築設計事務所(A.H.ARCHITECTS)を設立。最初の作品「IDIC」は、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)最高Sランク、第9回JIA環境建築賞「最優秀賞」受賞。環境に負荷を与えない建築のあり方を意識しながら、快適な空間デザインを目指し、設計活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tatemonogakari
0
建物が建っている地域でエネルギーを作り、人のために使った後はちゃんと自然に還元する。細かく突き詰めようとすると、ちょっとあいまいな部分が多い気はするが、サステイナブルとは何かということがいきいきと綴られていて、楽しく読める本だった。2012/06/13
たぶ
0
IDICという彦根さんの処女作品の紹介を中心にサスティナブルとは何か、について書いている。 竣工が完成ではなくてそれから施主と何年もかけてやっと建築は完成する。これからの建築はこのようなサスティナブルデザインやメタボリズムが中心となって考えられていく気がする。2011/09/03