内容説明
こども、教師、保護者から地域の住民までが建築家、教育専門家と一緒に10年間にわたってつくりあげた自分たちの学校。それはまるでまちづくりのようなプロセス。環境共生型・未来の学校がドイツにあった。
目次
1 学校づくりへの参加
2 ゲルゼンキルヘン・ビスマルクの総合学校とは
3 ケマル・オェツキュル―2034年「ヨーロッパ環境賞」受賞にあたり
4 住まいとまち―人々の住むところ
5 こども参加の学校建設―1教室あたり、32人のこどもたちとふたりの教師、ひとりの建築家
6 工事はじまる
7 6つの「家」
8 学校の中の通り
9 サステナブルな学校づくり
10 生きる力・学ぶ力を養う「家」として学校をデザインする
著者等紹介
ヒューブナー,ペーター[ヒューブナー,ペーター][H¨ubner,Peter]
1939年旧西ドイツ・カッペルン生まれ。1968年シュトュットガルト大学卒業。1979年プラス+事務所設立。1980年シュトュットガルト大学教授
木下勇[キノシタイサミ]
1954年静岡県生まれ。1984年東京工業大学大学院総合理工学研究科修了。2005年千葉大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小原
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自分たちの学校を自分たちが思うようにつくる、こんな体験をすることって普通は無いこと。すごく貴重な体験をしていて羨ましいなと思った。この取り組みを通して生徒の主体性や協調性を養うこともできるし、自分たちで作ったというのは自信にも繋がって学校での活動に前向きになれるだろうし、メリットがたくさんある。2014/05/22
飯田良智
0
こんな学校があるなんて知らなかった。行って自分の目で見てみたい。そして、富山にも作りたいなー。って作れるわけないか〜。素敵なプロジェクトでした。ドイツすごい!2013/06/10
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