内容説明
快適な“終の棲家”のためのデザイン集成。シニア施設の世界的権威が提唱する設計ポイントは101か条。欧米の優れた実例に即してまとめたデザインマニュアル。
目次
PREFACE シニアリビングとは(シニアリビングの概要;入居者と施設;環境とーサービズ)
1 設計ポイント100か条(敷地の選択と地域性;屋外空間とランドスケープ;建築デザインと屋内環境;交流を促す空間;自立への励まし;五感への刺激;幸福感の創出;住戸の設計;スタッフの働き;認知症のためのデザイン)
2 ケーススタディ(フマニタス・ベルグウェグ(オランダ)
ヴィルヘルミーナ(フィンランド)
ゴッダード・ハウス(米マサチューセッツ州)
グンゲモーセゴー(デンマーク)
サンライズ・オブ・ミッション・ヴィエボ(米カリフォルニア州)
サンライズ・オブ・ベルヴュー(米ワシントン州)
クーパー・リッジ(米メリーランド州)
ヴィランランタ(フィンランド)
ヘーバー・ハウス(米ウィスコンシン州)
ロス・アンデッシュ・ガード(スウェーデン)
ポステイルヨーネン(スウェーデン)
メッツァタティ(フィンランド))
3 メガトレンドと設計原則20(北欧の視察から学んだこと;各国の視察から学んだこと;設計原則20;今後の傾向;シニアリビングのメガトレンド)
著者等紹介
レーニエ,ヴィクター[レーニエ,ヴィクター][Regnier,Victor]
建築家、老人学者。1973年南カリフォルニア大学大学院建築学部修士課程修了。現在、南カリフォルニア大学建築学部教授兼レオナルド・デイビス老年学校教授。高齢者居住施設の設計分野にて世界を代表する権威のひとりとして、これまでに諸国にて250以上の施設で監修・コンサルティングを行う。米国建築家協会特別会員
上利益弘[アガリマスヒロ]
建築家。1958年東京都生まれ。日本大学理工学部卒業後、コロンビア大学大学院建築学部修士課程修了。米国HOKにて「シニアリビング専門設計チーム」のプロジェクトへの参画などを経て、日本設計勤務。日本建築家協会登録建築家。文化庁芸術家在外研修員(1988年)、日本大学大学院講師、国際建築家連合職能実務委員会委員、米国建築家協会国際会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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