内容説明
次世代交通システム、ツーリズム、サスティナブル年、シニア社会…そして進化をつづけるクルマ。モビリティのあり方を問い直し、未来へのシナリオを描く提言３３本。
目次
１章 クルマ社会の光と陰（クルマ社会の光と陰；クルマ社会への経緯 ほか）
２章 クルマ社会の広がり（クルマ社会の「主人公」は誰か―来たるべきクルマ社会の新秩序を考える；地球生命体の一員として―ソーシャライゼーション ほか）
３章 クルマ社会の成熟（クルマ社会の成熟―高齢者の移動の自由と安全；超高齢社会の活性化とモビリティ ほか）
４章 クルマ社会のリ・デザイン（クルマ社会のソーシャルデザイン；クルマ社会の問題とデザイン力 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふみこ
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現在の個人所有・個人利用ありきのクルマ社会が生んだ歪みはいよいよその自治体の基盤を揺るがすまでになった。モビリティは基本的人権であり、何歳であろうとどんな障碍があろうと決して奪われてはならない。日本はこういうのは苦手なのだろうが、今こそ強力なリーダーシップをもって交通をリ・デザイン（設計）していかなければならない。様々な視点からの提言があり、読み物としてもとても楽しめる。2012/10/29
