内容説明
近代建築の全体的パースペクティブを著した現代性を失わない通史。
目次
産業革命と建築
第1部 産業都市の誕生と発展(産業革命期の建築技術の変化;再編成の時代と近代的都市計画の起源;オスマンとパリ計画;19世紀後半における技術と建築)
第2部 産業都市論(産業都市とその危機;産業都市改革の試み(オウエンからモリスまで))
第3部 アメリカの産業都市(アメリカの伝統;シカゴ派とアメリカのアヴァン・ギャルド)
第4部 1890年から1914年にかけてのヨーロッパのアヴァン・ギャルド運動(アール・ヌーヴォー;フランスの業績:オーギュスト・ペレーとトニー・ガルニエ;1890年から1914年にかけての都市計画における実験)
第5部 近代運動(出発の条件;近代運動の形成(1918~1927)
社会との初期の関係
都市計画的問題へのアプローチ
独裁政権と政治的妥協との闘争
1930年から1940年にかけてのヨーロッパ建築の進歩
アメリカの近代建築
第二次大戦後のヨーロッパ
新しい国際舞台
終章)
著者等紹介
ベネヴォロ,レオナルド[ベネヴォロ,レオナルド][Benevolo,Leonardo]
1923年イタリア・オルタに生まれる。1946年ローマ大学建築学部卒業。1950~60年ローマ大学建築史教授。1960~63年フィレンツェ大学教授。その後ヴェネチア、パレルモなどの大学で教鞭を執る
武藤章[ムトウアキラ]
1931年東京に生まれる。1954年東京大学工学部建築学科卒業。1960~61年フィンランドのアトリエ・アルヴァ・アアルトに留学。1961~62年イタリア、ウディネのストゥディオ・ジノ・ヴァッレ勤務。1974~84年工学院大学教授。1985年同名誉教授。同年逝去
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