内容説明
ブリティッシュ・モダンを駆け抜けた建築家。1960年代半ばレスターとケンブリッジ大学の建築ザデインを引っさげ颯爽とデビューしたスターリングは、その作風に変貌をとげながら活躍し、もっとも英国的でかつモダニスティツクな建築家と称された、その全軌跡。
目次
ヴィラ・ガルシュからジャウール邸へ―一九二七年と一九五三年の住宅作家ル・コルビュジエ
ロンシャン―ル・コルビュジエの礼拝堂と合理主義の危機
地域主義と近代建築
現在の状況についての私見
ハムコモンのフラットについて
ファンクショナル・トラディションと表現
一建築家の建築への取組み
アンチ・ストラクチュア
表現の方法と材料
建築の目指すところとその影響―ロイヤル・ゴールド・メダル授賞式での講演〔ほか〕