内容説明
ひらめいたアイディアを、実験的な「デザイン」へまとめること。それが我々の作業である。ひらめきとデザインの往復運動。決まった手順はない。雑談のなかで、アイディアがひらめくことも多い。こんなプロセス自体が、アーキグラムなのだ。
目次
建築
消耗品化と消費者
リビング・シティー
ズーム
プラグイン
カプセル
破れた殻
制御と選択
終わりなきもの〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mondo
1
60年代のロンドンで起きた近代建築の解体を試みる『アーキグラム』と自称する建築家集団が出したアングラ雑誌を翻訳したもの。ぶっ飛びすぎていて読んでいてにやけてしまった。【印象に残った言葉】「ドライブ・イン・ハウジング」では、家と服はどこがどう違うのだろうか。服は一人のためのものであり、家は複数の人のためのものだ。としたら、本当に違っているのは大きさくらいだ。流行に左右され、人の隠したいところを隠すという意味では共通している。(中略)とすれば、コートが家であり、それにモーターがつけば車といえるのかもしれない。2019/04/04
-
- 和書
- 翔ぶが如く 〈5〉