目次
第1章 犠牲の灯
第2章 真実の灯
第3章 力の灯
第4章 美の灯
第5章 生命の灯
第6章 記憶の灯
第7章 従順の灯
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大粒まろん
16
横浜にある大佛次郎氏の記念館で、私はラスキン氏を知り、今の日本建築があまり好きで無いのは、仕方ないのかもしれないと、納得したものでした。一節から「建築とは、虚偽の手段が避けられている度合いにしたがって、それだけ尊い建築であるということが出来るだろう」本当にそうである。私の知り合いの寺社仏閣関係者の話だと、戦後に修理された物の中には違法建築や水増し請求されたものなどもあるという。ラスキン氏が聞いたら卒倒してしまう。感謝や畏怖という人間らしい心と道理はどこへ行ったのだろう。非常に悲しい。2023/06/25
ひろ
3
建築の成功の秘密とは、どんな人間を収容して、どのように支配するかという知識があるかどうかに深く依存する。メモ2014/08/01
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