内容説明
本書はスウェーデンが福祉国家実現のために集積してきた知識、歩んできた道程、そして現状に関する530編を超える調査研究をもとに、整理しまとめた、住宅に関する集大成。図や写真を豊富に用い充実した内容は、実務者の研究書や学生の教科書としては勿論、一般の読者にも分かりやすい。わが国でも変容する家族形態に対応する住宅の在り方、地域での高齢者の居住継続や在宅ケアを前提とした住宅について具体的な知見が求められている今日、まさに時宜を得た本。
目次
出発点
(世帯と住居;改築 ほか)
背景(住宅覚え書き;国の住宅基準 ほか)
居住要件(住まい手を知ること;基本的要求の尊重)
新しい可能性(住居形態を開発せよ;近隣環境の改善 ほか)