建築論 〈2〉 意味の生成へ

建築論 〈2〉 意味の生成へ

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  • サイズ B6判/ページ数 458p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784306042667
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C3052

目次

第1章 近代建築のどこが悪いか(近代建築のどこが悪いか;「ポストモダン」の建築デザインを問う―磯崎新・黒川紀章;脱「近代主義」時代の建築動向を占う―浜野安宏・黒川紀章)
第2部 共生の思想(共生の思想;二面神ヤヌス)
第3部 歴史と現代の共生(歴史と現代の共生;ベルリン世界建築博と共生の思想;共生の時代へ―村松貞次郎・黒川紀章)
第4部 花数寄(共生の美意識;花数寄の系譜;花数寄とひょうげ;建築と陰影)
第5部 詩的実践(建築における詩的実践―記号論を超えるもの;からくりの思想―構造から機械へ;テクストの快楽)
第6部 意味の生成へ(リゾームそしてカオスモスの世界へ;意味の生成へ;世界システムと象徴交換―超高層建築の設計について;現代建築の変容―浅田彰・黒川紀章;共生の思想と意味の生成―鈴木博之・黒川紀章)
第7部 新しい時代の始まり(新しい時代の始まり―JIAへの疑問;新日本建築家協会の役割―池田武邦・黒川紀章;新しい騎馬民族の時代へ―鈴木博之・黒川紀章)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ice cream

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私が尊敬してやまない故黒川紀章氏の建築論。今では古典的な思想であるメタボリズム。その奇抜さや、現実ばなれした形態ゆえ到底理解しがたいものであったが、理論を見れば当時の時代的背景に即した考え方で、読むほどに納得せざるを得ないものであったし、現代に通じる思想であると思える。むしろ、建築における理念の損失した現代こそ有効的だと思えてならない。若かりし黒川さんの建築への熱い思いが伝わってくる。非常に勉強になる本だった。2009/06/13

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