出版社内容情報
都市計画と建築と建設についての新しい理論を示すものであり有機的な環境作りのプロセスを集大成した、いわばバイブルに類例さるべき大著である。253のパタンと800余の挿図。( 第21回日本翻訳出版文化賞受賞 )
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
70
The Timeless Way of Buildingが1巻。本書が2巻。8. Mosaic of subculture. クリストファアレグザンター「モザイク状のサブカルチャ」12. Community of 7000.「5000人から10000人を超えるコミュニティでは、個人の声はまったく反映されない。」13. subculture boundaryで,サンフランシスコのチャイナタウンとテレグラフヒルの紹介。全部で253の部品。どの都市もこの部品の組み合わせでも表現できる。継ぎ剥ぎ細工のように。2014/04/03
ともすけ
4
街づくりにおいてうちの市長も考えてほしいものだと思った。文学でいうとプロップの物語分析みたいなものなのでしょうか。環境設計についてこの本の通りにつくられている環境はあまり見たことがない気がします。社会学の書としても読めますので幅広い人に読んでほしいと思います。しかし価格が高いです^^2013/02/11
kozawa
3
街づくりから家の設計の細部までまとめているこのジャンルの名著。幅広い知識に裏打ちされた緻密な説明の数々。そして時折文学からの引用もあり、読み応えは相当。とは言え、住環境に関連する人間心理の学問を元にしている点に関してはさすがに説が古くなってしまっている点も少なくなく、本書から無発展に取り入れる訳にはいかないが。ソフトウェアエンジニア向けにも良書と紹介されるが、人に関わる物作りという点でトータルにものを捉えることの重要性を語ってくれる本書の価値は減じることはない2009/07/09
BananaBoyfriend
2
2020の都市を語るパターンランゲージは何か。教育・保健の制度に対して前衛的なのがおもしろい2020/07/17
mononofu
2
生活する人間にとってという立場から建築や空間、環境を具体的に論じている。街を歩いていても本書を読むことで取っ掛かりが出来ているので、住みやすそうか、そうではないのかといった空想を楽しむことができる。引越しの際には場所選びをの指針ともなってくれるのではないか。面白い。オススメ。2014/04/30
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