図説近代日本土木史

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図説近代日本土木史

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  • サイズ B5判/ページ数 215p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784306024953
  • NDC分類 510.921
  • Cコード C3051

出版社内容情報

近代土木史研究の最新成果を取り入れつつ、図面・写真・データ・年表類を豊富に用いて編集・解説された土木史分野で初めての図説教材。

本書は、土木技術者が知っておくべき最低限の歴史情報(主要トピック・人物・データなど)を盛り込んでおり、現在の業務や研究に活かしうる知の源泉としての教材である。文明や文化の形成において、土木が本来担うべき役割の再考を促すきっかけともなる。
教育現場での教材としての使い勝手を考えて、多岐にわたる土木の各分野を、15回程度の講義の中でできるだけ網羅的に扱う目次構成としている。各分野を代表するプロジェクトを選定し、その紹介を軸としながら、各分野の特徴を浮かび上がらせることを企図した。時代順に各章が並んでいるので、おおよその土木史の流れをつかむことができる。近代のインフラ、国土、都市に興味をもつ一般の方にもお薦めしたい図書である。

01. 世界の中の近代日本土木
02. 鉄道 ── 東海道本線
03. 開拓 ── 北海道開拓
04. 河川 ── 淀川改修
05. 港湾 ── 横浜築港
06. 都市計画 ── 東京市区改正事業
07. 都市の再生 ── 琵琶湖疏水
08. 水道 ── 神戸水道
09. 干拓 ── 児島湾干拓
10. 郊外開発 ── 阪急と沿線開発
11. 道路 ── 国道1号
12. 災害からの復興 ── 帝都復興事業
13. 植民地経営 ──満州
14. 発電 ──黒部渓谷開発
付録 東北開発計画

土木学会 土木史研究委員会[ドボクガッカイ ドボクシケンキュウイインカイ]
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきあかね

21
 深山に威容を誇る黒部ダムを見た時、ちっぽけな人間が、こんな巨大な建造物を造り上げたことに感動を覚えたのを思い出す。 本書では、ダムや鉄道、道路、港湾、水道、都市計画など種々のインフラについて、開国後の西洋の最新土木技術を一心に取り込んでいった時代から現代までの過程が綴られている。 近代治水工事の嚆矢となった淀川改修や「夢の超特急」と呼ばれた新幹線開発など、分野ごとに代表的な具体のプロジェクトが採り上げられ、写真や図もふんだんに載っているので、当時の熱気や携わった先人たちの息遣い、使命感が感じられる。2019/03/25

よこしま

16
今年はより台風や大雨の水害が酷くなったなと分かる一年でした。15号の電柱や鉄塔をなぎ倒し、屋根を吹き飛ばした暴風。19号の数多くある河川を氾濫させ、絶望感に陥れた豪雨。見えない所で、埼玉にある首都圏外郭放水路(江戸川・中川系)や、環状七号線地下調整池などは活躍しましたが、全てをカバーできなかったのが結果でして。昔の治水事業や災害復興を調べようと借りたのですが、残念ながら地震や戦争後のしかなく、伊勢湾台風などの水害の事例がなかったのが残念でした。鹿島出版会で駄目なら国土交通省の資料に頼るしかないかなと。2019/12/29

aoto

6
資料集としてみるのにとても良かったです。図説とあるくらい、写真や図が多い。起こる問題に対して地道に解決を目指していった人々の軌跡が見えるのでとても慎ましい気持ちになれる。家康の利根川治水の話読んだ後、青べか物語の読書会の機会があって、浦安周辺を知りたくなって、千葉台風起きて、その経緯から土木史とか手にとってみたくなったわけなのですが、ただただ頭が下がります。2019/11/10

KN69

5
豊富な図版とともに、主に明治維新から戦前期にかけての道路、鉄道、港湾、都市計画の歴史を概観できる。西郷どんにはまっているが、改めて明治維新の熱量を感じられた。時間をおいて、再読したい。2018/07/29

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