内容説明
地形学的観点(長期的な視点)で、自然斜面の崩壊に関するこれまでの研究成果・知見を紹介。初学者をはじめ、工学系エンジニア、防災行政関係者のための入門書。
目次
1 長期的にみた斜面崩壊
2 表層崩壊予備物質としての土層
3 長期的にみた降雨の発生確率
4 表層崩壊のメカニズムと解析手法
5 土層深の頻度分布からみた崩壊確率の経年変化
6 土層の成長と降雨確率からみた崩壊確率モデル
7 深層崩壊(大規模崩壊)
著者等紹介
飯田智之[イイダトモユキ]
理学博士(京都大学)。1951年長崎県佐世保市に生まれる。1975年京都大学理学部地球物理学科卒業。1981年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。1985年株式会社数理計画。1988年財団法人大阪土質試験所(現・財団法人地域地盤環境研究所)。2009年株式会社地域地盤環境研究所。2011年同定年退職。現在、筑波大学生命環境科学研究科研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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