奄美妖怪考―日本と琉球、そのはざまの怪異誌

個数:

奄美妖怪考―日本と琉球、そのはざまの怪異誌

  • ウェブストアに6冊在庫がございます。(2025年09月17日 02時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784305710567
  • NDC分類 388.197
  • Cコード C0039

出版社内容情報

喜界島・奄美大島・加計呂麻島・請島・与路島・徳之島・沖永良部島・与論島- 文とイラストで奄美群島の妖怪・幽霊をのぞき見た、初の本格的ムン(怪異)論



日本(ヤマト)文化と琉球文化が重層し、島ごとに個性豊かな歴史と文化が息づく奄美群島。本書は、これまで話題に取り上げられることが稀であった奄美群島の怪異=ムン(ムヌ)の世界を、郷土誌(史)と島の人々の話をもとに構成。事例紹介にとどまらず、怪異をめぐる語彙解釈や様態分類、傾向把握、話のモチーフ分析、始原論、系譜論、現在論など一考を加えて解説した。文とイラストで奄美群島の怪異世界を覗き見ることができる1冊。



【目 次】

はしがき/奄美群島MAP



第1章 名前・場所・声

1 怪異の総称―奄美群島―/2 鹿児島の怪異の総称/3 夕暮れ時を何というか?/4 その怖い場所を何というか/5 あの世の三味線の音/6 怪異の声/7 妖怪退治



第2章 予兆と火の玉

8 不吉な予兆/9 シカタ/10 チカバク/11 火の玉と火災/12 火玉追いと火玉小屋/13 火の玉、みんなでみれば怖くない/14 チュダマ(人玉)/15 火の玉とケンムン



第3章 妖怪とその周辺

16 ニタンボージ/17 ヨーネ/18 耳切れ豚/19 首切れ馬/20 アモレウナグ/21 ウグミ/22 ウバ/23 ミンドン/24 モーレィ/25 シャンペロペロ/26 牛と怪異/27 山羊と怪異/28 猫と怪異/29 インミャオー/30 イッシャ/31 イシャトゥ 1/32 イシャトゥ 2/33 ヒーヌムン/34 ガーロー/35 河童 1/36 河童 2/37 テンゴノカミ/38 ユワトゥシガミ 1/39 ユワトゥシガミ 2/40 ユワトゥシガミ 3/41 人喰いの大ダコ/42 予言獣「へいろつぱあ」



第4章 ケンムンの深層

43 ケンムン由来譚/44 ヒキャゲとムーチー/45 なぜ、ケンムンはタコが嫌いか/46 ケンムンの足跡/47 なぜ、ガジュマルに棲むのか/48 シャコガイとケンムン/49 親戚を探して



第5章 幽霊の物語

50 カンツメの物語/51 西間切役所の幽霊/52 モチーフ分析/53 古仁屋の三角公園/54 イマジョの物語/55 イマジョ話の二村間型/56 イマジョ話の一村完結型/57 イマジョと塩道長浜節



第6章 怪異への対処

58 現世の権威/59 後手の呪術/60 血筋の呪術/61 十字の呪術/62 ツバ(唾)の呪術/63 粟の呪術/64 寝る前には何か食べなさい/65 浜辺で隠れるなら、舟/66 家で隠れるなら、鍋のフタ

【目次】

【目 次】

はしがき/奄美群島MAP



第1章 名前・場所・声

1 怪異の総称―奄美群島―/2 鹿児島の怪異の総称/3 夕暮れ時を何というか?/4 その怖い場所を何というか/5 あの世の三味線の音/6 怪異の声/7 妖怪退治



第2章 予兆と火の玉

8 不吉な予兆/9 シカタ/10 チカバク/11 火の玉と火災/12 火玉追いと火玉小屋/13 火の玉、みんなでみれば怖くない/14 チュダマ(人玉)/15 火の玉とケンムン



第3章 妖怪とその周辺

16 ニタンボージ/17 ヨーネ/18 耳切れ豚/19 首切れ馬/20 アモレウナグ/21 ウグミ/22 ウバ/23 ミンドン/24 モーレィ/25 シャンペロペロ/26 牛と怪異/27 山羊と怪異/28 猫と怪異/29 インミャオー/30 イッシャ/31 イシャトゥ 1/32 イシャトゥ 2/33 ヒーヌムン/34 ガーロー/35 河童 1/36 河童 2/37 テンゴノカミ/38 ユワトゥシガミ 1/39 ユワトゥシガミ 2/40 ユワトゥシガミ 3/41 人喰いの大ダコ/42 予言獣「へいろつぱあ」



第4章 ケンムンの深層

43 ケンムン由来譚/44 ヒキャゲとムーチー/45 なぜ、ケンムンはタコが嫌いか/46 ケンムンの足跡/47 なぜ、ガジュマルに棲むのか/48 シャコガイとケンムン/49 親戚を探して



第5章 幽霊の物語

50 カンツメの物語/51 西間切役所の幽霊/52 モチーフ分析/53 古仁屋の三角公園/54 イマジョの物語/55 イマジョ話の二村間型/56 イマジョ話の一村完結型/57 イマジョと塩道長浜節



第6章 怪異への対処

58 現世の権威/59 後手の呪術/60 血筋の呪術/61 十字の呪術/62 ツバ(唾)の呪術/63 粟の呪術/64 寝る前には何か食べなさい/65 浜辺で隠れるなら、舟/66 家で隠れるなら、鍋のフタ



第7章 畏怖のゆくえ

畏怖のゆくえ



あとがき

内容説明

「化け物」の地方名は、おおまかに三つの系統に分かれている。ひとつは関東から東北にかけて広がるモッコ・アモコ・モンコ。そして、九州・四国から近畿地方あたりに割拠するガゴ・ガモ・ゴンゴ・ガガモ。三つ目に、先の二つが結合した、紀州のガモチや飛騨のガガモなど。では、奄美・沖縄では何といっていたか。答えは「ムン(ムヌ)」である。

目次

第1章 名前・場所・声
第2章 予兆と火の玉
第3章 妖怪とその周辺
第4章 ケンムンの深層
第5章 幽霊の物語
第6章 怪異への対処
第7章 畏怖のゆくえ

著者等紹介

町健次郎[マチケンジロウ]
1970年、鹿児島県与論島生まれ。民俗学を専攻。博士(学術・琉球大学)。現在、瀬戸内町立図書館・郷土館館長。奄美群島を舞台にした漫画『ハヴィラ戦記』(集英社)の文化監修を務めるほか、奄美の歴史民俗の解説でメディアにも出演

蘇祢切也[ソネセツヤ]
奄美大島の瀬戸内町出身。小学時より絵と映画にハマる。高校時代にF・ヴァロットンの版画(ルナール「にんじん」の挿絵)に心酔し、本気でヴァロットン二世になりたくて模写しまくる。30代後半に上京。ルアー雑誌のイラストを担当。親の介護の為帰省し、ホラー映画好きが高じて、島の妖怪を描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品