出版社内容情報
※動画中の価格は、2021年12月当時のものです。ご注意ください。
小説や漫画、ドラマ、映画、アイドルに描かれる「ヒロイン」を読み解き、今の世の中を考察!!
「なんで男女逆転モノって少女漫画に多いんだろう」「なんで姉妹キャラって基本的にお姉ちゃんのほうが落ち着いているんだろう」「なんで大人数のアイドルって流行ったんだろう」流行りだから…と片付けずその謎を深掘りすると、世間の深層心理も、私たちが抱えている問題も、その描かれ方がすべて伝えてくれる。注目の書評家・三宅香帆が、コンテンツにおける女の子を読み解き、世の中を考察します。
【目 次】
まえがき
第一部 女性キャラクターの謎を解く――ヒロイン論
○ヒロイン像も時代とともに変わっているの?―ヒロイン像の変遷
『源氏物語』『アラジン』『ルパン三世』『サード・ガール』『新世紀エヴァンゲリオン』『失恋ショコラティエ』『風の谷のナウシカ』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『風と共に去りぬ』
○人のケアにまわるキャラって、主人公になっているの?―ケアするヒロイン
『カードキャプターさくら』『タッチ』『ノルウェイの森』『逃げるは恥だが役に立つ』『ごちそうさん』『推し、燃ゆ』
○今もシンデレラストーリーって物語で描かれているの?―働くヒロイン
『シンデレラ』『あしながおじさん』『魔女の宅急便』『ブルックリン』『映像研には手を出すな!』
○なんで姉妹キャラクターは姉が落ち着いてて妹が元気なことが多いの?―姉妹ヒロインの比喩
『となりのトトロ』『アナと雪の女王』『分別と多感』『昏き目の暗殺者』
第二部 少女漫画の謎を解く――作品論
○なぜジブリには女の子が主人公の物語が多いの?―『トーマの心臓』論
『トーマの心臓』『魔女の宅急便』
○なぜ少女漫画ではしばしば男女逆転の物語が登場するの?―大奥論
『日出処の天子』『侍女の物語』『大奥』
○なぜ「平成の少女漫画」のヒーローは弱いの?―平成少女漫画論
『美少女戦士セーラームーン』『こどものおもちゃ』
第三部 女性の物語の謎を解く――テーマ論
○なぜ「娘の結婚」はホームドラマの題材になるの?―娘の結婚とホームドラマ
『細雪』『麦秋』『寺内貫太郎一家』
○なぜ2010年代になって大人数のアイドルが流行ったの?―2010年代アイドル論
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内容説明
話題の書評家が読み解くヒロイン。
目次
第1部 女性キャラクターの謎を解く―ヒロイン論(ヒロイン像も時代とともに変わっているの?―ヒロイン像の変遷;人のケアにまわるキャラって、主人公になっているの?―ケアするヒロイン;なんで姉妹キャラクターは姉が落ち着いてて妹が元気なことが多いの?―姉妹ヒロインの比喩 ほか)
第2部 少女漫画の謎を解く―作品論(なぜジブリには女の子が主人公の物語が多いの?―『トーマの心臓』論;なぜ少女漫画でしばしば男女逆転の物語が登場するの?―『大奥』論;なぜ「平成の少女漫画」のヒーローは弱いの?―平成少女漫画論)
第3部 女性の物語の謎を解く―テーマ論(なぜ2010年代になって大人数のアイドルが流行ったの?―2010年代アイドル論;なぜ「娘の結婚」はホームドラマの題材になるの?―長女の結婚と日本の家庭;最近よく見る女性ふたりの主人公が活躍する物語って、何?―シスターフッドの変遷 ほか)
著者等紹介
三宅香帆[ミヤケカホ]
1994年生まれ。高知県出身。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。大学院時代の専門は萬葉集。大学院在学中に書籍執筆を開始。現在は東京で会社員の傍ら、作家・書評家として活動中。著書の他、ウェブメディアなどへの出演・連載多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゼロ
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