啄木短歌論

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784305708892
  • Cコード C0095

内容説明

「何を歌うか」「どう歌うか」という問いに、「なぜ歌うか」という問いが浸潤する。近代における短歌と対峙し、短歌における近代の扉を開いた啄木。「近代」と「短歌」をつなぎとめる鎹となった啄木短歌の多様な試みと、啄木と歌との個性的なかかわりを考察し、その歌の果たした役割に迫る。

目次

1 啄木短歌の言葉と表現(手を見るまえに;さばかりの事 ほか)
2 『一握の砂』の詩的時空(ウサギとアヒルと『一握の砂』;石川啄木と非凡なる成功家 ほか)
3 『一握の砂』への道(「曠野」の啄木―啄木短歌と散文詩;明治四十一年秋の紀念 ほか)
4 啄木短歌から現代短歌へ(『池塘集』考―口語短歌の困惑;はだかの動詞たち―啄木短歌における動詞の終止形止めの歌について ほか)

著者等紹介

河野有時[コウノアリトキ]
1968年大阪府生まれ。東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程国文学専攻単位取得退学。東京都立航空工業高等専門学校を経て、東京都立産業技術高等専門学校教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

啄木短歌がなければ近代に短歌はあっても、短歌の近代などなかった。



「何を歌うか」「どう歌うか」という問いに、「なぜ歌うか」という問いが浸潤する。

近代における短歌と対峙し、短歌における近代の扉を開いた啄木。

本書は、「近代」と「短歌」をつなぎとめる鎹(かすがい)となった啄木短歌の多様な試みと、

啄木と歌との個性的なかかわりを考察し、その歌の果たした役割に迫る。

はしがき



凡例



序    



? 啄木短歌の言葉と表現



1 手を見るまえに  

2 さばかりの事  

3 「ふと」した啄木  



? 『一握の砂』の詩的時空



1 ウサギとアヒルと『一握の砂』  

2 石川啄木と非凡なる成功家  

3 啄木「おもひ出づる日」の歌  

4 啄木の耳  

5 忘れがたき独歩  

6 亡児追悼──『一握の砂』の終幕  



? 『一握の砂』への道



1 「曠野」の啄木──啄木短歌と散文詩  

2 明治四十一年秋の紀念  

3 Henabutte yatta ──啄木のへなぶり歌  



? 啄木短歌から現代短歌へ



1 『池塘集』考──口語短歌の困惑  

2 はだかの動詞たち──啄木短歌における動詞の終止形止めの歌について

3 鶴嘴を打つ群を見てゐる──短歌表現におけるテイル形に関する一考察  



初出一覧  

あとがき  



引用短歌索引  

人名索引

歌書索引

河野 有時[コウノ アリトキ]
著・文・その他