内容説明
語彙の計量という観点から、言語の諸カテゴリーやその単位、その資料、言語史は、どのようにあつかえるか。語彙の特徴を全体として考察対象とする、「総体としての語彙」研究。
目次
1 方法論(総索引への注文;語いの類似度 ほか)
2 近代語(近代日本語における単語の問題;現代語いの形成 ほか)
3 対照(日本語・ドイツ語のなかの外来語;日本語とドイツ語の外来語)
4 言語全体の語彙比較(語彙発展の対照研究;日本語の“危機” ほか)
5 意味(カテゴリー的多義性;カテゴリー的多義の比較 ほか)
著者等紹介
宮島達夫[ミヤジマタツオ]
1931年8月3日、茨城県水海道町(現・常総市)生まれ。1953年東京大学卒業、1955年同大学院修了。1996年大阪大学より博士(文学)を取得。1959年より国立国語研究所で研究員・研究室長・研究部長・日本語教育センター長、1991年より大阪大学教授、1995年より京都橘大学教授(2002年退職)。国立国語研究所名誉所員、京都橘大学名誉教授。2015年12月5日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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