首都圏東部域音調の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784305708328
  • NDC分類 818.3
  • Cコード C3081

内容説明

アクセントの「あいまい性」「明瞭性」の実態とその変化とは。東京東北部・千葉西部・埼玉東部を対象にフィールドワーク調査。聞き取りによる分析と、音響的指標に基づく分析を駆使して、アクセント型と音調面の実態を把握する。これまで十分に明らかにされてこなかったアクセントの「あいまい性」を捉える画期的研究。

目次

第1部 東京東北部アクセントの多角的分析(東京東北部のアクセント―2拍名詞における音調実態と年層差・地域差;東京東北部高年層2拍名詞アクセントの実態;東京東北部アクセントの分類とその変化プロセス―クラスター分析を用いた話者分類結果から)
第2部 音響的特徴からみたあいまいアクセントと明瞭アクセントの関係性―首都圏東部域を中心として(アクセントの「あいまい性」を捉えるための音響的指標の検討と分析データの構築―首都圏東部域を中心として;音響的特徴からみた明瞭アクセント・あいまいアクセントの関係性―下降幅と相対ピーク位置を指標として;音響的特徴によるアクセントの型区別・ゆれの把握―語間距離・語内距離を用いた検討;首都圏東部域アクセントの「あいまい性」・「明瞭性」―音響的指標に基づく分類結果から)

著者紹介

林直樹[ハヤシナオキ]
1986年生まれ。東京都江戸川区で生育。日本大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学。2015年、博士(文学・日本大学)取得。2013年度から日本大学文理学部助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

アクセントの「あいまい性」「明瞭性」の実態とその変化とは



東京東北部・千葉西部・埼玉東部を対象にフィールドワーク調査。

聞き取りによる分析と、音響的指標に基づく分析を駆使して、アクセント型と音調面の実態を把握する。

これまで十分に明らかにされてこなかったアクセントの「あいまい性」を捉える画期的研究。

はじめに

凡例



序章

1. 本書の目的

2. 調査・分析対象地域

2.1. 調査概要

2.1.1. 2010年東京東北部調査

2.1.2. 2013-2014年首都圏東部域調査

3. 本研究の方法

4. 東京東北部・首都圏東部域のアクセント

4.1. 埼玉特殊アクセント

4.2. 東京東北部・首都圏東部域のアクセントの連続性

4.3. 関東広域における東京東北部・首都圏東部域

4.4. 東京中心部と東京東北部・首都圏東部域

5. 本書はどのように位置づけられるか

6. 本書の構成

6.1. 論文の構成

6.2. 各部の概要



第1部 東京東北部アクセントの多角的分析

第1部の目的



第1章 東京東北部のアクセント

 ―2拍名詞における音調実態と年層差・地域差―

1. はじめに

2. 東京東北部アクセントと埼玉特殊アクセントの連続性

3. 東京東北部調査の概要

4. 分析手法

5. 東京東北部アクセントに出現する音調型の分析

5.1. 各語における出現音調型

5.2. 埼玉特殊アクセント的特徴の年層別出現傾向

5.3. 東京東北部の高年層における地域差と個人差

5.3.1. 高年層におけるゆれの出現からみた地域差と個人差

5.3.2. 高年層におけるIVV類尾高型の出現からみた地域差と個人差

5.3.3. 高年層における●○/○●○パタンの出現からみた地域差と個人差

5.3.4. 当該地域の地区区分

5.4. 当該地域における同一語ゆれ・形式ゆれの観点からみた消失プロセス

5.4.1. 埼玉特殊アクセント的特徴消失のプロセス

5.4.2. 当該地域における都市化の観点からみた消失プロセス

6. おわりに



第2章 東京東北部高年層2拍名詞アクセントの実態

1. はじめに

2. 東京東北部アクセントの特徴

3. 東京東北部高年層データの概要

4. 聞き取りによる分析の方法

5. 東京東北部におけるアクセント型・ゆれの出現傾向

5.1. 単語単独出現音調型

5.2. 出現音調型の地理的分布

5.2.1. 単語単独

5.2.2. 短文

5.3. 同一語ゆれの地理的分布

5.3.1. 単語単独

5.3.2. 短文

5.4. 形式ゆれの地理的分布

6. まとめと今後の課題



第3章 東京東北部アクセントの分類とその変化プロセス―クラスタ

 ー分析を用いた話者分類結果から―

1. はじめに

2. 分析データの概要

3. クラスター分析のプロセス

3.1. 分析手法

3.2. 分析変数

4. クラスター分析結果

4.1. クラスター分析による話者の群化

4.2. 変数からみた群の特徴

4.3. 話者の所属群の地理的分布

5.クラスター分析結果にみる東京東北部アクセントの分類と変化プロセス

5.1. タイプ数と各タイプの性質

5.2. 分類指標の評価

5.3. 群ごとの特徴からみるアクセント変化プロセス

6. 先行研究における分類群との比較・対照

7. おわりに



第2部 音響的特徴からみたあいまいアクセントと明瞭アクセントの関係性

 ―首都圏東部域を中心として―

第2部の目的



第1章 アクセントの「あいまい性」を捉えるための

 音響的指標の検討と分析データの構築―首都圏東部域を中心として―

1. はじめに

2. 音響的分析のための音声採取

3. 採取音声のデータ化

4. 分析用音声データの構築・タグ付け

4.1. 音声データの分節

4.2. ピッチ情報のタグ付け

4.2.1. タグ付け音声データ(典型例)

4.2.2. タグ付け音声データ(誤抽出あり・分析採用例)

4.2.2.1. 発話冒頭例

4.2.2.2. 発話途中例

4.2.2.3. 発話末例

4.2.2.4. その他の例

4.2.3. タグ付け音声データ(誤抽出あり・分析除外例)

5. 音響的指標の計測

5.1. 下降幅

5.2. 相対ピーク位置

5.3. 指標計測例

6. 指標の集計

7. まとめ



第2章 音響的特徴からみた明瞭アクセント・あいまいアクセントの関係性

 ―下降幅と相対ピーク位置を指標として―

1. はじめに

2. データ

2.1. 分析対象話者

2.2. 分析対象語

3. 分析手法

4. 分析

4.1. 地域別指標出現傾向

4.2. 話者別指標出現傾向

4.2.1. 下降幅

4.2.2. 相対ピーク位置

4.3. 下降幅・相対ピーク位置を合わせた話者別特徴

5. 考察

6. まとめと今後の課題



第3章 音響的特徴によるアクセントの型区別・ゆれの把握

 ―語間距離・語内距離を用いた検討―

1. はじめに

2. データ

3. 分析手法

3.1. 語間距離・語内距離

3.2. 集計

4. 分析

4.1. 語間距離

4.1.1. 平板型相当語と尾高型相当語・頭高型相当語の語間距離

4.1.2. 尾高型相当語と頭高型相当語の語間距離

4.1.3. 同一型相当語の語間距離

4.2. 語内距離

5. 語間距離・語内距離を用いた統合的分析

5.1. 型区別面積

5.2. 集計

5.3. 統合的分析結果

6. まとめと考察

7. 今後の課題



第4章 首都圏東部域アクセントの「あいまい性」・「明瞭性」

 ―音響的指標に基づく分類結果から―

1. はじめに

2. 先行研究

2.1. 首都圏東部域アクセントの分類と地理的分布

2.2. 首都圏東部域アクセントの音声的特徴

2.3. 本章の目的

3. データ

4. 分析方法

4.1. 分析指標

4.2. 分析対象語

4.3. 分析手法

5. 分析

5.1. クラスター分析による分類結果

5.2. 音響的指標からみた各群の特徴

5.3. 地理的分布

6. 考察

6.1. 各群の特徴とその解釈

6.2. 二つの尺度による話者群の位置づけ

7. 今後の課題



終章

引用文献

初出一覧

あとがき

英文要旨

索引

林 直樹[ハヤシ ナオキ]
1986年生まれ。東京都江戸川区で生育。日本大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学。2015年、博士(文学・日本大学)取得。2013年度から日本大学文理学部助手。共著に『日本のことばシリーズ14 神奈川県のことば』(明治書院、 2015年)がある。