内容説明
散逸した「中世往生伝」の実像を鮮やかに浮かび上がらせた著者の代表的研究をはじめ、神道集・中世説話・ちりめん本とテーマごと36本の論考と、研究・教育への思いが伝わる15本のエッセイを収録。
目次
1 中世往生伝の視界
2 神道集と神明説話
3 中世の説話と歴史叙述
4 ちりめん本の世界
5 エッセイ
6 略歴及び著述目録
著者等紹介
田嶋一夫[タジマカズオ]
昭和16年(1941)群馬県生まれ。昭和47年(1972)早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了(単位取得)。同年国文学研究資料館助手。昭和50年(1975)同助教授。この間情報処理室長、第一資料室長を兼務。昭和62年(1987)いわき明星大学人文学部日本文学科教授(2005年、表現文化学科に改組)。平成24年(2012)定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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