内容説明
本書は引札(ちらし)を活用し広く句を募り勝句を決するという近世期を通じて広く行われた俳諧の楽しみ方の一つである発句合、中でも「月並発句合」と呼ばれる、月一回(もしくは二回)開催される俳諧の興行の仕組を、地域・撰者・摺物・点帖などの切り口によって考察するものである。
目次
論考編(元禄月並発句合;宝暦・安永・天明月並発句合;几董判月並発句合)
翻刻編(几董判月並発句合;落梅窩星池撰三棲月並発句合;聴亀菴紫暁撰月並発句合):宝暦、安永・天文月並発句合
著者等紹介
永井一彰[ナガイカズアキ]
昭和24年岐阜県生まれ。滋賀大学教育学部卒。大谷大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。奈良大学文学部教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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