内容説明
古典学万般の世界に幅広い知見を誇った当代最高の知識人として、応仁の乱後、文化再興に多大な功績を残した。連歌師宗祇は、実隆に古今伝授を授けており、後に御所伝授へとつながる。家集に『雪玉集』『再昌草』などがあり特に『雪玉集』は、近世の歌人の手本とされた。
目次
法の道に仕へんものを
暫しとも言伝てやらむ
己が上に生ふる例や
忘るなよ三笠の山を
秋風も心あるべき
枝ながら見むも幾ほど
吹くからに風の柵
深からぬ齢のほどに
年も経ば鏡の影に
年をへて宿にまづ咲く〔ほか〕
著者等紹介
豊田恵子[トヨダケイコ]
新潟県生。奈良女子大学大学院博士後期課程単位修得退学。現在、宮内庁書陵部図書課研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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