内容説明
新古今時代を代表する歌人。九条家歌壇を確立。定家らが開拓した新風和歌の庇護者ならびに育成者として、また、後鳥羽院を補佐して『新古今集』成立に多大な貢献をした。歌は印象鮮明な叙景的傾向に富む。『新古今集』仮名序の筆者でもあり、歌は巻頭を飾った。歌集に『秋篠月清集』がある。
目次
冴ゆる夜の真木の板屋の
問へかしな影を並べて
ながめやる心の道も
昔誰かかる桜の
友と見る鳴尾に立てる
あはれなり雲に連なる
見し夢の春の別れの
古郷は浅茅が末に
夜の雨のうちも寝られぬ
空はなほ霞みもやらず〔ほか〕
著者等紹介
小山順子[コヤマジュンコ]
1976年京都府生。京都大学大学院博士課程修了、博士(文学)。現在、天理大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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