目次
序論 和歌表現解析の基礎(『古今和歌集』の評価;複線構造による多重表現;和歌表現解析の基礎;『古今和歌集』のテクスト)
本論 和歌表現の解析(春は来にけり―ひとの心をさぐる;うぐひすの鳴くなる声―古典文法による呪縛;あづさ弓―変容した枕詞;ことならは―注釈を離れて考える;池の藤波咲きにけり;さつき待つ花橘;渡り果てねば;人まつ虫の声すなり;紅葉みだれて流るめり;あやめも知らぬこひ;ねてもみゆねてもみえけり;もみぢ葉の色
著者等紹介
小松英雄[コマツヒデオ]
1929年東京生まれ。現在、筑波大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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