内容説明
二十一世紀、再びアジアの時代が到来した。欧米の近現代を最終地点に描かれてきた文化・文明史を、本書では、アジアに軸足をシフトして考える。大交流時代の十六、七世紀、日本・朝鮮・中国・ベトナム…、各国の文学は繋がっていた。それは、この時代に吹いた新しい風、“冒険”“淫風”“怪異”というテーマで、である。
目次
東アジア古典小説史は可能か―十六・七世紀のアジアへ向けて
第1部 東アジアとは何か
第2部 冒険
第3部 淫風
第4部 怪異
第5部 朝鮮古典小説の世界
著者等紹介
染谷智幸[ソメヤトモユキ]
1957年東京に生まれる。上智大学文学部卒業。上智大学大学院博士前期課程修了。茨城キリスト教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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