内容説明
藤原俊成編、七番目の勅撰集『千載集』をどう読み解くのか。著者蔵『千載集』関係資料を、一部に略解題を付し、影印とともに収録。
目次
1 風葉抄(千載集前後 論考編)(千載集本文の源流;入集“歌合歌”から見えること―金葉期を中心に;承暦二年内裏歌合「鹿」歌の撰入;伝源義家作「勿来関路落花詠」―八幡太郎の辺塞歌;福原遷都述懐歌考;「撰集のやうなるもの」再考;『言葉集』の撰集方針―恋下部の寄物型題配列の意図;版本千載集 付 活字本千載集一覧;絵入本千載集の挿絵の方法―奥村政信の菱川師宣図像摂取)
2 書影覚書(千載集;歌切;俊成著作;その他)
著者等紹介
松野陽一[マツノヨウイチ]
昭和10(1935)年東京神田生まれ。34(1959)早大国文科卒。卒論は六百番歌合。49(1974)東北大学に赴任。63(1988)国文学研究資料館に転任。平成9(1997)同館館長。17(2005)退休(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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