目次
夢よりもはかなき世の中を
賜はせそめてはまた
また御ふみあり
つごもりの日
またの日
宮、例の忍びて
雨うち降りて
五月五日になりぬ
「おはしまさむ」とおぼしめして
からうじておはしまして
二三日ばかりありて
またの夜おはしましたりけるも
かくて
小舎人童来たり
つごもり方に
かかるほどに八月にもなりぬれば
つごもり方に
九月二十日余りばかりの
御覧ずれば
かくて、つごもり方にぞ御ふみある
かくいふほどに十月にもなりぬ
一夜の空の気色の
その夜の月の
かくて、二三日
二日ばかりありて
またの日
かくてあるほどに
この頃は
かばかりねんごろに
かくのみ絶えずのたまはすれど〔ほか〕
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