内容説明
『方丈記』は、日本文学史上まれに見る思想的作品である。仏教的視座をあわせ持つ野心的文学研究。
目次
総論編(『方丈記』『発心集』解説;『方丈記』の世界)
各論編(蓮胤方丈記の論;『方丈記』の思想的基盤―『維摩経』・『発心集』との関わりにふれて;論争へのいざない―学界時評子へ ほか)
付論(『更級日記』と『法華経』(講演)
『更級日記』の構造と仏教
「聖」・「聖人」・「上人」の称について―古代の仏教説話集から ほか)
著者等紹介
今成元昭[イマナリゲンショウ]
1925年11月30日東京都に生まれる。1948年3月早稲田大学文学部卒業。1951年3月早稲田大学文学部大学院(旧制)修了。1983年11月文学博士(早稲田大学)。専攻は仏教文学、軍記物語、説話文学。立正大学名誉教授、立正大学法華経文化研究所特別所員、同日蓮教学研究所客員所員、日蓮宗勧学院勧学職、新宿区文化財保護審議会会長、(財)新宿区生涯学習財団理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 音の変幻 - 写真詩集