目次
１ 猫またよやよや考（一九八〇年一〇月、笠間書院『リポート笠間』２１）
２ 語学的処理の一典例（一九七六年六月、岩波書店『歌舞伎評判記集成』１０、月報）
３ 百二十句本「平家物語」について（一九五七年七月、光村図書出版『国語教育相談室』１４９ほか）
４ 『うたゝね』索引による語彙考察（一九七六年二月、笠間書院『うたゝね本文および索引』巻末）
５ 奥の細道冒頭の読み―「百代」と「江上」と（一九八一年一月、大東文化大学『日本文学研究』２０）
６ 言語過程説における入子型構造形式について（一九五二年五月、日大『語文』２）
７ 『甲陽軍鑑』作者の謎―小幡景憲と高坂弾正（一九九八年五月、新人物往来社『歴史読本』）
８ 一冊の本のタイトルから（一九八五年三月、『図書館情報大学附属図書館報』１）
９ 追悼二題（山田忠雄先生と『今昔物語集』・山田忠雄先生の「遺書」）（一九九七年四月、三省堂『ぶっくれっと』１２３）
１０ 『新明解』の先見性二題（二〇〇二年八月、日大法学部『桜文論集』５５）
付章 戦中戦後激動期の、本と私（二〇〇三年五月、岩波書店創業９０年記念『本と私』応募原稿）
著者等紹介
酒井憲二［サカイケンジ］
昭和３（１９２８）年１月１５日福井県鯖江市川島町に生まれる。福井師範学校・日本大学文学部国文学科（二部）卒業。文学博士。小・中・高校教諭の後、山梨県立女子短期大学・図書館短期大学・図書館情報大学（現筑波大学）各教授を経て調布学園女子短期大学（現田園調布学園大学短期大学部）学長を８年間務めて名誉教授。東洋文庫研究員。主著『甲陽軍鑑大成』（全４巻）により「新村出賞」（第１４回）・「やまなし文学賞」（研究評論部門）（第４回）を受賞。また、平成１６年度春の叙勲に「瑞宝小綬章」を受章
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