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語彙研究には意味比較の観点が欠けていた。“比較”は研究の方法そのものである。新しい概念によるこの研究方法は、最終的にはその言語を育んできた文化社会同士の言語的比較・解明・理解を目指す。
内容説明
語彙研究には意味比較の観点が欠けていた―“比較”は研究の方法そのものだ。他の語彙と意味を比較することによって、はっきりそれは促えられる。新しい概念によるこの研究方法は、最終的にはその言語を育んできた文化社会どうしの言語的比較・解明・理解を目指す。
目次
序章 「比較」「語彙」という用語について
本章 比較語彙研究のあらまし(比較語彙論研究の成果;むすび 比較語彙論的研究の将来)
付章(集団的規範と個別的実現及び語彙元素論と語彙総体論;語の単位と定義;意味構造分析法とコード付けについて;なぜ比較語彙研究か―なぜ語彙研究は未開だったか、なぜ必要か;語彙論のための用語解説)



