目次
巻第十五(天平八年丙子の夏六月、使ひを新羅国に遣はしし時に、使人らの、各別れを悲しびて贈答し、また海路の上にして旅を慟み思ひを陳べて作る歌、并せて所にあたりて誦詠する古歌一百四十五首;中臣朝臣宅守、蔵部の女嬬狭野弟上娘子を娶りし時に、勅して流罪に断じ、越前国に配す。ここに夫婦別れ易く会ひ難きことを相嘆きて、各慟む情を陳べて、贈答せる歌六十三首)
巻第十六(由縁ある、并せて雑歌)
著者等紹介
阿蘇瑞枝[アソミズエ]
昭和4年4月生。鹿児島県出身。鹿児島大学文理学部文学科卒業。東京大学大学院博士課程修了。文学博士。共立女子大学文芸学部教授・日本女子大学文学部教授・昭和女子大学大学院特任教授など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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