目次
特集 日本/アジア/日本(東宝・キャセイの「香港三部作」とアメリカの影;境界面としての倭館―『通譯酬酌』の「風儀之部」・「酒禮之部」・「飲食之部」を中心に;梅荘顕常と朝鮮)
研究論文(夏目漱石とチャールズ・サンダース・パース―暗示の法則とは何か;金達寿「八・一五以後」における「異郷」の空間表象;戦時下の映画脚本の懸賞と動員―第1回「国民映画脚本募集」と小糸のぶをめぐって;彩られた空間―田村俊子「生血」の視覚世界;川端康成と綴方―戦時中の帝国主義とつながる回路;「市民」と映画のネットワーク―3.11後の原発をめぐる社会運動の中で;モダニズムのなかの“和歌歌曲”―山田耕筰、ストラヴィンスキーそのほか)
レヴュー(記憶とは時間という織物にできた皺である。『フィオナ・タン|エリプシス』展 金沢21世紀美術館;辺境からFrontierへ―The Frontier Within:Essays by Abe Kobo書評;メディアミックスの理論と歴史―マーク・スタインバーグ『アニメのメディアミックス‐フランチャイズ化する日本のおもちゃとキャラクター』書評;「フランス国立クリュニー中世美術館所蔵 貴婦人と一角獣展」を観て;「自分史」:新しい時代の幕開け―「自分史フェスティバル2013」江戸東京博物館、2013年8月7日;退屈な「大海原」の岸辺で―幸村真佐男“People Gazine”と「大幸村展プロジェクト」)