内容説明
1990年に大阪で開催される東洋で初めての国際園芸博〈花と緑EXPO’90〉へ向けて、4回の「花の万博・国際シンポジウム」が開催されます。この本は、それら4回の講演内容を記録し、来るべき21世紀への輝かしい文化的遺産として経承されるように企画・出版されたものです。本書では、自然の中における花の役割りと、人間と花との長いかかわりを、園芸、文化、芸術、まつりなどのさまざまな面からとり上げます。
目次
21世紀への「知的パビリオン」(大塩洋一郎)
花の消費と文化〔花の文化と現代〕(塚本洋太郎)
精巧な花の仕組み〔花の進化史〕(河野昭一)
自己体験からみた花と緑の文化〔花と木の文化史〕(中尾佐助)
日本文化における花の造型芸術〔花と芸術〕(水尾比呂志)
脳のメカニズムと花〔花と生活〕(大橋力)
神と人をつなぐ花〔花とまつり〕(守屋毅)
花の多彩なシンボリズム〔花と人とこころ〕(藤岡喜愛)
パネルディスカッション「人間にとって花とは何か」
家庭園芸で学ぶこと〔花をめでる〕(江尻光一)
花の香りがもつ力〔花の精を語る〕(中村祥二)
地球規模の花の交流〔花と文化交流〕(アンドレ・ブリューネ)
パネルディスカッション「私たちにとって花とは」
万国博覧会の歴史〔博覧会と花〕(吉田光邦)
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