目次
1 変わりゆく海の環境(廃物だってマイホーム;サンゴ礁を脅かす地球温暖化 ほか)
2 海中彩色劇場(バイオレット;レッド ほか)
3 食うか食われるか
4 生きる知恵(共生の駆け引き;クリーニング ほか)
5 仲間を増やす(コブシメ;クロホシイシモチ ほか)
著者等紹介
伊藤勝敏[イトウカツトシ]
1937年、大阪生まれ。関西総合出版社で写真助手をしていた時、たまたま海藻の写真を撮るため丹後半島の磯に潜ったところ、その周辺の生物の多彩な姿と幻想的な海中世界に魅せられたのがきっかけとなり、海中写真に取り組むようになる。現在、世界的に海洋生物が多様であることが知られる相模湾(東伊豆)に拠点を置き、刻々と変化する素顔の海の現況を撮影し、新聞、雑誌、などを中心にした写真作家活動を行っている。1988年・アニマ賞(平凡社)。1999年・朝日海とのふれあい賞(朝日新聞社)。2001年・伊東市技能功労者(伊東市)。2016年・伊豆賞(伊豆新聞社)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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geki
1
温暖化や人工物の海への流入が原因で海の生態系が変わりつつある。人が自然界に及ぼす影響は限りなく大きい。しかも、短期間でだ。そんな中、変化に適応するものもいれば、そうでないものもある。人間の存在はさておき、海に生きるものは、常にサバイブし続けている。2024/07/02
kaz
1
写真の面白さと海の抱える問題との両方が興味深い。図書館の内容紹介は『不思議で面白いドラマを見せてくれる海の生き物たち。廃棄物を棲み家として利用している魚、鮮やかな色彩の生き物、捕食や交尾の瞬間、共生の駆け引きなどを捉えた写真を収録する』。 2024/05/28