内容説明
本書は、海域を除き、水域を湖沼、河川および排水路に大きく分け、それぞれでの水質浄化技術を系統的にまとめると同時に、特に、今日、水域の浄化において焦眉の急が告げられている窒素およびりんの除去技術について、実用化での事例はきわめて少ないが、その緊急性から、紙面を少なからず割いて言及している。
目次
第1章 水域の汚濁と自浄・自濁作用
第2章 水質汚濁の現状と防止対策
第3章 生活排水の対策と現状
第4章 水域浄化の取り組みと現状
第5章 水域浄化の対象物質と目標
第6章 湖沼の浄化技術と事例
第7章 河川の浄化技術と事例
第8章 排水路の浄化技術と事例
第9章 窒素およびりんの除去技術と事例
著者等紹介
本橋敬之助[モトハシケイノスケ]
1942年千葉県出身。1970年東北大学大学院博士課程修了・農学博士。現在、千葉県環境研究センター排水研究室長
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