目次
第1章 本書の理念と背景(釣りと魚と社会・経済のかかわり;研究フィールド―北海道然別湖;本書の目的)
第2章 然別湖における遊漁対象種のモニタリング(遊漁対象種の資源量推定;遊漁対象種のCPUEの標準化と資源動向の推定;遊漁によるミヤベイワナ資源の減耗の評価;ミヤベイワナ、サクラマス、ニジマスの釣られやすさの違い)
第3章 然別湖における遊漁者のモニタリング―釣り人の生態の解明(然別湖に来た釣り人の志向と動向;遊漁者の満足度と釣果の関係)
第4章 経済的視点から見た然別湖の釣り(然別湖における遊漁者の消費実態とその金額;然別湖における遊漁解禁の費用対効果―費用便益分析)
第5章 然別湖における遊漁管理と希少魚を対象とした遊漁の意義(然別湖における遊漁の持続性;然別湖における遊漁の管理指針;希少魚を対象とした遊漁の意義;まとめ)
著者等紹介
芳山拓[ヨシヤマタク]
1991年神奈川県生まれ。県立小田原高校、北海道大学水産学部海洋生物科学科を経て、2013年より北海道大学大学院水産科学院に所属。大学院では北海道然別湖の他、朱鞠内湖、洞爺湖をフィールドとして、水産資源学、魚類生態学、環境経済学といった幅広い学問分野から「釣り」をテーマとした研究を一貫して行う。2018年3月に博士(水産科学)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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