内容説明
著者は30余年間の重質石油類の研究と10余年間のろ過機器専門メーカーでの開発業務を通してまとめた報文と経験をもとに、石油中の固形粒子、石油のろ過技術、石油のろ過理論、船舶におけるこし器の装備基準、石油の性状・成分とろ過障害の各章にわたって、多くの調査、実験データを含めてまとめた。
目次
1 石油中の固形粒子について
2 石油のろ過技術
3 石油のろ過理論
4 船舶におけるこし器の装備基準
5 石油の性状・成分とろ過障害
6 ろ過技術の今後の展望
著者等紹介
小川勝[オガワツヨシ]
1945年高等商船学校機関科卒業。船舶運営会入会。1967年海上保安大学校教授。同校海上公害研究室長併任。海上保安試験研究センター併任。水産大学校講師併任。広島商船高等専門学校講師併任。1984年海上保安大学校教頭。1985年神奈川機器工業株式会社顧問。現在、海上保安大学校名誉教授。研究項目は燃料・潤滑・海洋保全
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